第2看護学科
ダイナミックな実践教育
豊富な授業をクラスメイトと共に切磋琢磨する
教育目的
人びとのいのち・くらし・尊厳を支える看護実践者を育成します。
ディプロマポリシー*
長崎市医師会看護専門学校第2看護学科では、次の能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、専門士の称号を授与します。
- 看護の対象である人びとを生活者としてとらえる力を涵養する。
- 対象を中心とした看護を提供するためのコミュニケーション能力を涵養する。
- 看護の対象をかけがえのない存在として尊重し、倫理観に基づいた看護を実践できる能力を涵養する。
- 臨床判断に基づいた看護を実践する基礎的能力を身につける。
- 地域包括ケアシステムにおいて、看護の専門性を発揮し、多職種と連携・協働する基礎的能力を身につける。
- 社会と人びとのニーズの多様性や変化に関心を向けることができる。
*卒業認定の方針(卒業生像)
アドミッションポリシー*
第2看護学科は、教育理念および学科の教育目的に則り、医療の高度化、少子・高齢社会の中で、保健・医療・福祉全般にわたり広い視野を持ち、地域社会に貢献できる看護実践者を育成します。この教育目標を達成するために、次のような態度・資質を備えた入学者を求めます。
- 生命の尊厳を守り、倫理観を持っている人。
- 看護の対象に興味・関心をもち、良好なコミュニケーションができる人。
- 目標に向かって自ら学び努力することができる人。
- 看護学を学ぶための基礎学力を身につけた人。
- 生活者として環境や人を大切にし、豊かな感性を育むことができる人。
*入学者受け入れの方針
資格
- 専門士の称号
- 保健師・助産師学校への受験資格
- 看護大学への編入
授業概要
2年課程・夜間定時制(40名)
事業時間:17:15~20:30
実習時間: 8:00~16:30(原則として)
- 講義は1日2コマあります。
- 3年生になると5月~10月まで臨地実習が行われます。
- 講義時間以外でも技術練習などを自主的に行っています。
授業概要
- 講義は1日2コマあります。
- 3年生になると5月~10月まで臨地実習が行われます。
- 講義時間以外でも技術練習などを自主的に行っています。
第2看護学科 科長メッセージ
第2看護学科は准看護師の資格を持ち、看護に関する基礎的な知識・技術をすでに修得している人たちが看護師免許の取得を目指すコースです。
准看護師として働きながら夕方登校し学習します。学校の授業で学んだ事をすぐに勤務先で活用し、理解を深めることができるという利点があります。また、学生は20~40代と幅広い年齢層で、お互いに切磋琢磨しながら学び合える環境です。単位制なので卒業後大学編入も可能です。
これからの看護職は様々な社会動向の影響を受け、活躍の場・機能の拡大が期待されます。そのために本学科では、看護の基礎から応用までの知識や技術の修得はもちろんのこと、実践の場で対応できる臨床判断能力も磨いていきます。また、人としての思いやりとやさしさにあふれた看護専門職者を育成します。
主たる実習病院
- 長崎大学病院
- 国立病院機構長崎病院
- 長崎みなとメディカルセンター
- 十善会病院
- 道ノ尾病院
- 済生会長崎病院
- 日本赤十字社長崎原爆病院
- 光晴会病院
- 長崎市立保育所
- 長崎市内訪問看護ステーション
主たる講師陣
- 長崎大学
- 活水女子大学
- 長崎純心大学
- 長崎県立大学シーボルト校
- 実習病院の医師・看護師 ほか
国家試験合格率
・第113回看護師国家試験合格率
-
95%
95%(全国合格率:87.8%)
-
年度 合格率 全国合格率 令和4年度 97.6% 90.8% 令和3年度 97.5% 91.3% 令和2年度 92.3% 90.4% 令和元年度 94.8% 89.2% 平成30年度 97.6% 89.3%
卒業後の状況
・第2看護学科 就職・進学状況(49期生)
-
第2看護学科 就職・進学状況 県内就職 82% 県外就職 18% 進学 0%
・第2看護学科 長崎県内就職状況(国公立・民間)
-
第2看護学科 長崎県内就職状況 民間病院 46% 国公立 33% 公的病院 18% 介護施設 3%
教育課程
基礎分野
授業科目 | 単位 | 時間数 |
---|---|---|
科学的思考の基盤 | ||
人間と生活・社会の理解 | ||
論理学Ⅰ(文章表現) | 1 | 15 |
論理学Ⅱ(論理的思考) | 1 | 15 |
情報科学 | 1 | 30 |
心理学 | 1 | 30 |
社会学 | 1 | 30 |
教育学 | 1 | 15 |
保健体育 | 1 | 30 |
英語 | 1 | 30 |
小計 | 8 | 195 |
専門基礎分野
授業科目 | 単位 | 時間数 |
---|---|---|
人体の構造と機能 | ||
疾病の成り立ちと回復の促進 | ||
健康支援と社会保障制度 | ||
栄養と代謝(生化学/栄養学) | 1 | 30 |
臨床薬理学(薬理学/薬物療法看護) | 1 | 30 |
微生物学 | 1 | 15 |
人体の構造と機能(解剖生理学/病態生理学) | 2 | 45 |
病理学 | 1 | 15 |
疾病論Ⅰ(呼吸器/循環器) | 1 | 30 |
疾病論Ⅱ(運動器/脳神経) | 1 | 30 |
疾病論Ⅲ(消化器/内分泌・代謝/眼科/耳鼻科) | 1 | 30 |
疾病論Ⅳ(血液・造血器/免疫/腎・泌尿器/口腔/皮膚科) | 1 | 30 |
関係法規 | 1 | 15 |
公衆衛生学 | 1 | 15 |
社会福祉 | 1 | 30 |
生命倫理 | 1 | 30 |
小計 | 14 | 345 |
専門分野
授業科目 | 単位 | 時間数 |
---|---|---|
基礎看護学 | ||
地域・在宅看護論 | ||
成人看護学 | ||
老年看護学 | ||
小児看護学 | ||
母性看護学 | ||
精神看護学 | ||
看護の統合と実践 | ||
臨地実習 | ||
看護学概論 | 1 | 30 |
技術論Ⅰ(臨床判断の基礎) | 1 | 30 |
技術論Ⅱ(看護過程) | 1 | 30 |
技術論Ⅲ(日常生活援助技術) | 1 | 30 |
技術論Ⅳ(臨床看護総論/学習支援) | 1 | 30 |
技術論Ⅴ(診療の補助技術) | 1 | 30 |
地域・在宅看護総論(看護の対象である人とくらしを理解する) | 1 | 30 |
地域・在宅看護方法論Ⅰ(地域ケアマネジメントと多職種連携) | 1 | 15 |
地域・在宅看護方法論Ⅱ(家族看護と在宅看護過程) | 1 | 15 |
地域・在宅看護方法論Ⅲ(対象のくらしに応じた支援の実際) | 1 | 30 |
地域・在宅看護方法論Ⅳ(健康とくらしを支える技術の基本) | 1 | 30 |
成人看護学概論 | 1 | 30 |
成人看護学方法論Ⅰ(呼吸器/循環器/腎・泌尿器) | 1 | 30 |
成人看護学方法論Ⅱ(運動器/脳神経/血液・造血器) | 1 | 30 |
成人看護学方法論Ⅲ(消化器/内分泌・代謝/乳腺/緩和ケア) | 1 | 30 |
老年看護学概論 | 1 | 30 |
老年看護学方法論Ⅰ(高齢者看護の基本・実践Ⅰ) | 1 | 30 |
老年看護学方法論Ⅱ(高齢者看護の基本・実践Ⅱ) | 1 | 30 |
小児看護学概論 | 1 | 30 |
小児看護学方法論Ⅰ(障害と治療) | 1 | 15 |
小児看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 |
母性看護学概論 | 1 | 30 |
母性看護学方法論Ⅰ(障害と治療/周産期・新生児) | 1 | 15 |
母性看護学方法論Ⅱ(周産期・新生児の看護) | 1 | 30 |
精神看護学概論 | 1 | 30 |
精神看護学方法論Ⅰ(障害と治療) | 1 | 15 |
精神看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 |
看護管理と医療安全 | 1 | 30 |
看護研究 | 1 | 30 |
災害看護と国際看護 | 1 | 15 |
臨床判断能力 | 1 | 30 |
基礎看護学実習 | 2 | 90 |
地域・在宅看護論実習 | 2 | 90 |
成人・老年看護学実習Ⅰ(治療を受ける対象の看護・予防的視点を持つ看護) | 2 | 90 |
成人・老年看護学実習Ⅱ(多様な健康段階・生活の場における看護) | 2 | 90 |
小児看護学実習 | 2 | 90 |
母性看護学実習 | 2 | 90 |
精神看護学実習 | 2 | 90 |
統合実習 | 2 | 90 |
小計 | 47 | 1560 |
教育課程合計
単位 | 時間数 | |
講義合計 | 53 | 1380 |
実習合計 | 16 | 720 |
総合計 | 69 | 2100 |
キャリア支援紹介
令和6年9月28日に第2回”ホームカミングデイを開催しました。第2看護学科、第1看護学科の卒業生に分かれて、教員も入り、談笑をしました。その後、卒業生は『看護師として働く私は、
6か月後(後輩ができるまでに)、こうなりたい!』を、教員は卒業生にエールを贈る言葉を、イチョウの葉っぱに書き、
みんなで『希望の木:秋バージョン』を作成しました。
みんな笑顔で、元気に戻っていきました。 卒業生のみなさんに、こちらが元気をもらいました。ありがとうございました。
【卒業生の声】
・みんなの意見を聞いて、頑張るかなってなりました。
・話してスッキリしました。
・先生からもアドバイスをもらい、一人じゃないと思えました。など