准看護科
将来を見据えた学習指導
看護に対する情熱を
しっかりカタチに残す2年間
教育目的
医療の高度化、少子・高齢社会の中で、保健・医療・福祉全般にわたり広い視野を持ち、地域社会に貢献できる看護実践者を育成します。
ディプロマポリシー*
准看護科では、次の能力を身につけ、かつ所定の時間数を修得した学生に卒業を認定し、准看護師試験受験資格および進学課程受験資格を付与します。
- 看護の対象者である人間を生活者として理解できる。
- 根拠を理解した上で、安全・安楽・自立/自律に留意した看護技術が実施できる。
- 相手の身の上や立場になって、人間関係を築くことができる。
- 准看護師および他職種の機能・役割を理解できる。
- 地域で生活する対象者とその家族の生活を支えている多職種の役割と連携を理解できる。
- 看護実践における自らの課題に気づき、自己研鑽できる。
*卒業認定の方針(卒業生像)
アドミッションポリシー*
准看護科では、保健・医療・福祉のあらゆる場で、准看護師として地域社会に貢献できる看護実践者を育成します。そのために、次のような人を求めています。
- 看護職に就きたいという意志がある人
- 看護を学ぶための基礎学力を有している人
- 人に関心を持ち、人と関わることができる人
- 学ぶ意欲があり、自身を成長させる努力ができる人
- 自己の生活を整え、心身ともに健康管理ができる人
*入学者受け入れの方針
資格
- 准看護師試験受験資格及び進学課程受験資格の取得
- 卒業後は、本校第2看護学科への推薦
授業概要
- 講義終了後でも、技術練習などを自主的に行っています。
- 授業時間:1日の授業は基本1科目90分になります。(90分をもって2時間の履修になります)
- 実習時間:原則として9:00~16:00です。(45分をもって1時間の履修になります)
准看護科 科長メッセージ
看護という職業に興味を持ってくれた皆さんへ。
准看護科は、本校にある3つの学科の中でも一番歴史が長く多くの卒業生を送り出してきました。
准看護師の業務範囲は、「法令に基づき、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて療養上の世話及び診療の補助を行う」となっています。
自律した力を身につけ、地域に貢献できる准看護師を育成するカリキュラムを準備して待っています。卒業生はさらに進学して看護師の免許を取得しています。
看護は生命の誕生から人生の終わりまで、各ライフステージやさまざまな人に関わるやりがいのある職業です。同じ志をもつ仲間と皆さん方を応援する教員と共に看護を学びましょう。
准看護師試験合格率
・令和5年度長崎県准看護師試験合格率
-
100%
100%(長崎県合格率:100%)
-
年度 合格率 長崎県合格率 令和4年度 100% 98.6% 令和3年度 97.2% 99.1% 令和2年度 100% 100% 令和元年度 96.4% 98.3% 平成30年度 98% 98.2%
卒業後の状況
・准看護科 就職・進学状況(71期生)
-
准看護科 就職・進学状況 進学 83% 就職 14% 未定 3%
・准看護科 進学先状況(71期生)
-
准看護科 進学先状況 本校第2看護学科 100% 県内進学 0% 県外進学 0%
教育課程
基礎分野
授業科目 | 時間数 |
---|---|
論理的思考の基盤 | |
人間と生活・社会 | |
論理的思考の基礎 | 25 |
情報活用の基礎 | 10 |
人の生活と社会 | 20 |
人間関係の基礎 | 15 |
小計 | 70 |
専門基礎分野
授業科目 | 時間数 |
---|---|
人体の仕組みと働き | |
栄養 | |
薬理 | |
疾病の成り立ち | |
保健医療福祉の仕組み | |
看護と法律 | |
人体のしくみとはたらき(解剖学) | 50 |
人体のしくみとはたらき(生理学) | 40 |
生活行動からみるからだ | 16 |
栄養と代謝 | 20 |
食生活と看護 | 15 |
薬理の基礎 | 35 |
薬物療法と看護 | 35 |
健康障害のなりたち(総論) | 17 |
健康障害のなりたちⅠ(呼吸器障害) | 16 |
健康障害のなりたちⅡ(循環器障害) | 16 |
健康障害のなりたちⅢ(脳神経障害) | 18 |
感染と防御(感染と予防・感染症の予防) | 38 |
健康をまもる保健医療福祉のしくみ | 10 |
生活者を支える法律 | 25 |
小計 | 351 |
専門分野
授業科目 | 時間数 |
---|---|
基礎看護・看護概論 | |
基礎看護・基礎看護技術 | |
基礎看護・臨床看護概論 | |
成人看護 | |
老年看護 | |
母子看護・母性看護 | |
母子看護・小児看護 | |
精神看護 | |
臨地実習・基礎看護 | |
臨地実習・成人看護、老年看護 | |
臨地実習・母子看護 | |
臨地実習・精神看護 | |
看護への招待 | 36 |
看護と倫理 | 20 |
医療安全と看護 | 14 |
患者の心理 | 16 |
患者の心理と看護 | 14 |
対象を知る技術Ⅰ(コミュニケーション・バイタルサイン測定・検査/身体計測) | 38 |
対象を知る技術Ⅱ(観察の基本、記録・報告) | 20 |
生活を整える技術Ⅰ(環境・活動と休息) | 46 |
生活を整える技術Ⅱ(食・排泄) | 30 |
生活を整える技術Ⅲ(衣・清潔) | 45 |
診療に伴う補助技術(呼吸・循環を整える、診療の補助・与薬) | 36 |
急性期と看護 | 20 |
慢性期と看護 | 20 |
終末期と看護 | 20 |
災害と看護 | 10 |
成人看護総論 | 8 |
成人看護Ⅰ(呼吸器看護) | 13 |
成人看護Ⅱ(循環器看護) | 13 |
成人看護Ⅲ(脳神経看護) | 13 |
健康障害と看護Ⅰ(運動器障害と看護) | 29 |
健康障害と看護Ⅱ(消化器障害と看護) | 29 |
健康障害と看護Ⅲ(内分泌・代謝障害と看護) | 23 |
健康障害と看護Ⅳ(腎・泌尿器障害と看護) | 21 |
健康障害と看護Ⅴ(血液・造血器障害と看護) | 19 |
老いとくらし | 10 |
老いと看護 | 32 |
女性の健康障害 | 15 |
母性の看護 | 17 |
子どもの健康障害 | 18 |
子どもの看護 | 20 |
こころを知る | 20 |
こころの病気 | 20 |
こころのケア | 30 |
基礎看護実習Ⅰ(診療の場) | 18 |
基礎看護実習Ⅱ(原理原則に基づく看護技術) | 96 |
基礎看護実習Ⅲ(対象者に応じた看護技術) | 96 |
成人・老年看護実習Ⅰ(急性~回復期) | 97 |
成人・老年看護実習Ⅱ(リハビリテーション期・慢性期) | 96 |
成人・老年看護実習Ⅲ(慢性期・終末期) | 96 |
成人・老年看護実習Ⅳ(地域) | 96 |
母子看護実習 | 70 |
精神看護実習 | 70 |
小計 | 1470 |
教育課程合計
時間数 | |
講義合計 | 1156 |
実習合計 | 735 |
総合計 | 1891 |